単体考察【格闘Zテラキオン】
S15お疲れ様でした。テラキオン入りで2000を達成することができましたが、そこから勝ち切ることができませんでした。今回はS15で使っていたテラキオンの紹介です。
〈経緯〉
こだわりスカーフ(S9、S12)、いのちのたま(S13)、岩Z(S14)で2000を達成したので、タイプ一致Zである格闘Zで2000を目指すことにしました。
〈調整〉
A:+2格闘ZでHBカバルドンが12/16
S:準速マンダ抜き抜き
HD:残り
〈使用感〉
HBカバルドンが落とせないことが1回あったが、カバリザに対して有用に働くことが多かったです。一方でミミッキュに弱い(エッジで落とせない)、ストーンエッジの外しが目立つ(岩Zは一回までなら安定岩打点となる)など、勝敗に大きく関わる部分の弱みを感じました。奇襲性はあるものの、汎用性にかけるというのが、使用者の評価です。
〈今季の感想〉
テラキオンでリザードンの選出を牽制するということができないシーズンでした。昨シーズンの構築では、リザ以外のメガ進化が出てくることが多かったのですが、今シーズンはギルガルドを入れたため、リザードンがかなり選出されました。ステロスロックを採用していないため、後手に回ることが多く、負けにつながった試合が多かったです。またカバマンダガルドレヒレの流行など、環境がテラキオンにとって逆風だったように思います。来季はもう少し環境に沿ったテラキオンを使っていきたいと思います。
〈備考〉
S15では格闘Zの使用率が13.69%でした。S14では0.59%の採用率でしたので、テラキオン環境に新しい風を吹き込むことが出来たのではないかと思います。
〈最後に〉
S16のスペレはテラキオンがトップメタの一角になると考えています。シングルと並行してスペレでもテラキオンを暴れさせたいと思います。
【S14】3.62%のテラキオンー改テラキランド【最高2069、最終2050】
S14お疲れ様でした。インフレといわれるシーズンでしたが、自身の持つ最高レートを更新できて満足しています。今期は、S13で使用したテラキランドを改良して対戦に臨みました。
並び
技構成
コンセプト
テラキオンを通す or サイクル戦で粘り強く相手を削る
個別紹介
調整意図
H:16n-1(ADSを振った残り)
A:-1インファイトと、+1岩ZでHB特化ランドロスが確定落ち
+2岩Zは等倍相手なら大体の相手が飛びます。
B・D:DL調整
S:準速メガボーマンダ抜き抜き
ギルガルドに対する役割を放棄して、瞬間火力を重視した型。みがわりはS14で3.62%の採用だったが、エスパー技のないクレセリアや、草技のないバナを起点にできたりと、有用であったと思う。Hに少し振ったことで被ダメの乱数が動き、みがわりがより残りやすくなった。
前期と調整変わらず。
おいうちの枠は、くさむすびと入れ替えながら使用していた。くさむすびは、今期多くマッチングしたヌオー入りや、ラグラージに刺さったものの、そもそもおいうちの枠自体を再検討する必要があると思う。
前期からの継続枠ですが、今期のレヒレに対して、かみなりパンチのダメージが芳しくなかったので、努力値含めて検討の余地あり。
調整意図
C:無振りメガリザードンXを確定一発
S:準速キノガッサ抜き
グロスのおいうち+カプ・レヒレで、フィールドが切れた後もガッサに隙を見せないために、準速ガッサ抜きまでSを振りました。カプ・レヒレのミストフィールドと、後述するポリゴン2で、カバマンダガルドに対してはかなりの勝率を上げることが出来ました。
調整意図
HB:特化マンダの捨て身を96.9%で2耐え
S:無補正S36振りカグヤ意識
CD:HBSに振った残り
このポケモンで詰めることが多かったです。Cにほとんど振っていないので、サイクルのなかでうまくC+1を発動させることが重要になってくる型だと思っています。
ポリゴン2以外のポケモンに、命中不安技が入っており、安定感のある構築にならなかったのが課題だと考えています。今期ははじめて20にのってから潜りましたが、21勢との構築力、プレイングの差を痛感するシーズンとなりました。来期以降も、相棒のテラキオンを生かせ、安定感もある構築を作ってより高みを目指したいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。
【S13】銀弾の追跡者―珠テラキオンを添えて【最高最終2014】
S13お疲れさまでした。S12から使っている珠テラキオンを使って2000を達成できたので記事にしたいと思います。
並び
技構成
コンセプト
テラキオンを通す。通せない相手にはサイクル戦でじわじわ削る。
個別紹介
調整意図
HP:珠ダメ最小
A:+2エッジでHDグライオンが落ちる、+0エッジでASミミッキュ確定一発、+2地震で特化ドヒドイデが93.8%で落ちる。(-1エッジでASギャラドス確定一発)
B・D:DL調整
S:準速メガボーマンダ抜き抜き
本構築の主役。刺さる構築にはとことん刺さる。選出段階で剣の舞が積めると判断できれば積極的に選出しました。
なお、シーズン中にはみがわり岩Zテラキオンを使用していましたが、攻撃範囲と安定性を考えて最終的には地震を採用しました。
下記ブログの調整をお借りしました。
下記ブログの調整をお借りしました。
構築単位で重いカプ・テテフにおいうちを決めることで、何度も仕事をさせないようにしました。構築名の由来ポケ。命中不安が二つあるのが不安材料。
④リザードンX
下記ブログの調整をお借りしました。
almond-beginer-1500-ibaru.hatenablog.comランドロスだけではグロスの処理が無理なので投入。初手リザグロス対面でも、グロスが引いてこないことが多く、数的有利で戦えたのが大きかったです。鬼火は打つ相手とタイミングを見極めることが重要。
水Zなのにハイドロポンプでないのは甘えでした。テラキオンのエッジは信用しているのに、レヒレのドロポンは信用できなかった…。
継続枠。調整を変えようと思いましたが、耐久がぎりぎりなのでSラインはここまでしかあげられませんでした。詳しい調整意図は前期ブログを参照ください。
まだまだ不安定材料が多かったので、S14ではより安定して勝てる構築を組めるように頑張りたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございます。
追記
QR公開しました。
S12のメタグロス調査
ぽけっとふぁんくしょん! を利用して、調べてみました。
調査体数32体
性格は陽気と意地が拮抗。想像以上にバレットパンチ持ちが多く、かみなりパンチ持ちが減りました。S13はどのような環境になるかわかりませんが、この状況が続きそうな気がしています。
【S12】珠テラキオンの可能性【最高最終2002】
S12お疲れさまでした。最終日ぎりぎりなんとかメインロムも2000を達成できました。
並び
今回は、メインロムで使用していた珠テラキオンの紹介です。
HP:珠ダメ最小
A:+2エッジでHDグライオンが落ちる、+0エッジでASミミッキュ確定一発、+2地震で特化ドヒドイデが93.8%で落ちる。(-1エッジでASギャラドス確定一発)
B・D:DL調整
S:準速メガボーマンダ抜き抜き
取り巻きがなかなか定まらなかったが、舞う場面が作れれば勝ちが見えるポケモン。イワZとの違いは、裏にZ持ちのポケモンを選出できること。
S11時点で、0.27%のいのちのたまですが、意外と戦えることができたので、参考までに記事にしておきます。来季はまた新しいテラキオンでレートを戦おうと思います。
【S12】蘇りしにどげりテラキオン with マンダナットドラン【最高2016】
S12お疲れさまでした。久々にテラキオンを入れて2000を達成できたので、簡単にではありますが、構築記事を書きたいと思います。
【コンセプト】
初手で数的有利を取って、後続で詰める。
受け指向のポケモンも攻めに転じられるようにする
【ポケモンの紹介】
①テラキオン
仮想敵:ゲッコウガ、カプ・コケコ、メガゲンガー、炎一般、ポリゴン2
運用イメージ:初手で誘う相手を落として数的有利を作る、舞う相手のストッパー
技①にどげり:ゲッコウガを確定一発
技②じしん:ゴーストに通る安定打点。無振りコケコを93.8%、CSメガゲンガー確定一発
技③ストーンエッジ:リザードンX確定一発、-1エッジで無振りギャラドス乱数、ステロ込みで197-151マンダが落ちる
技④インファイト:安定打点。HBポリ2に60.7%〜72.2%。
②メガボーマンダ
カミツルギ、ランドロスからの引き先。そのため威嚇を無視して攻撃でき、ツルギを抜ける臆病で採用。調整はメガ前DL調整した、CS振り。
③ナットレイ
カラーさんの調整をお借りしました。マンダと合わせてガッサ、単体でミミッキュを見る枠。呪いが非常に強力で有用だった。
④ヒードラン
だい木冬さんの調整をお借りしました。テテフ・ギルガルド受け枠。今期は剣舞ガルドが多く、後出しが安定しなかったのがなやみどころ。
※アムハングロスが重すぎたので、炎の体ウルガモスを使っていた時期もありましたが、最終的に乗ったときにはドランだったので、ドランの型を掲載しておきます。
⑤ポリゴン2
リードマンさんの調整を参考に、ゲッコウガにも対応した型。ゲッコウガの持ち物なしタイプ一致80技確定耐え、タイプ90技もみがわりが12/16耐える。放電で激流がほとんど発動しないC。火力はないが、攻守にわたって活躍してくれたポケモン。
⑥ミミッキュ
一般的なABミミッキュ。バシャーモ、ジャラランガ、オニゴーリを見る枠。ごまかし性能が高く、不可欠な駒だった。
今季はアームハンマーメタグロスが非常に多く苦戦しましたが、なんとか2000に乗ることができました。来季以降も2000をひとつの目標に頑張りたいと思います。